研究・開発

CARBON POOLコンクリートプロジェクト

  • 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」において、15の企業、研究機関、大学等と協働で、CO₂を高度利用した「CARBON POOL コンクリートプロジェクト」へ参画しています。
    「CARBON POOLコンクリート(CPコンクリート)」は、それらのコンクリート廃棄物にCO₂(CARBON)を吸収固定(POOL)した新たなコンクリートで、この「CPコンクリート」の開発および社会実装によって、2040年頃に年間200万t-CO₂以上の削減効果を目指しています。


    2023/2/10 NEDOグリーンイノベーション基金事業「CARBON POOL コンクリートプロジェクト」への参画と専用webサイト開設について

    「CARBON POOL コンクリートプロジェクト」専用webサイト

    太陽光発電舗装

    F-WAVE株式会社と共同で、道路面で発電ができる太陽光発電舗装を開発しています。路面に太陽光発電パネルを埋め込むことで、道路を新たな「発電する場所」として有効活用することが可能となります。


    【ニュースリリース】『太陽光発電舗装』の開発をいたしました。

    ハンバーグ・ホイールトラッキング試験機

    「スーパーEPOアスコン」や「スーパーポリアスコン」をはじめとする高耐久性アスファルト混合物の耐流動性や耐水性を的確に評価するため、国内の舗装会社では初めて、アスファルト混合物の変形量測定において事実上の世界標準機である「ハンバーグホイールトラッキング試験機」を導入しました。これにより高耐久性アスファルト混合物の耐久性についての評価や優位性を的確に確認することができます。

    三次元路面形状測定システム(Waylink System)

    「三次元路面形状測定システム(Waylink System)」は、交通規制をすることなく、走行しながら路面の形状を測定することができるシステムです。時速100kmまでの速度で走行しながら、高精度レーザーセンサーにより路面の三次元形状を測定することができるため、路面のひび割れ、わだち掘れ、平坦性の測定のみならず、一般的な路面性状測定車では測定できない路面の荒れ、段差等の測定も可能となっています。

    繰り返し曲げ試験機

    繰り返し曲げ試験機は、アスファルト舗装やコンクリート舗装が繰り返し載荷(荷重)を受けた場合の疲労抵抗性を評価する試験機で、 アスファルト混合物、またはコンクリートの供試体をセットし、4点支持による繰り返し曲げひずみを加え続け、疲労破壊に至るまでの回数を測定します。 使用材料や混合物の基本性状確認や選定、配合設計、バインダー等の評価を行います。現在当社では、この試験機を2機保有しており、数少ない海外試験法にも準拠した装置があります。

    技術研究所内図書室

    当社の技術研究所内には、日本の舗装技術創世記からの基準類や舗装に関する内外論文、海外の技術文献まで2万点を超える文献を収蔵しています。また、アスファルト舗装やコンクリート舗装関係の資料、雑誌を含め、関連資料をデータベース化しています。これにより、技術研究所における研究・開発だけでなく、全国の技術センターや事業所での業務に役立てています。