雨水流出抑制システム(小~中規模)
ND-USDシステムは、ポリプロピレン樹脂製ブロック(材料名:シンシンック)を組み立てて、地下埋設水槽を形成する雨水流出抑制システムです。雨水をこの埋設水槽に一時的に貯留し、その後地中に自然浸透させるか、または、公共下水道等に流量調整して放流することにより、雨水の流出を抑制します。
特長
- 地下埋設型の樹脂製雨水貯留槽です。
- 都市型洪水抑制等の総合治水対策に寄与します。
- 高強度・高耐久樹脂製ブロック材料を使用しているので、地上部を駐車場・公園等に有効活用できます。
- 空隙率95%のポリプロピレン樹脂製ブロック材料を使用するため、水槽築造ボリュームを軽減します。
- 組立はクレーン等の重機械が不要なため、狭い場所でも設置可能です。養生も不要なため短工期を実現します。
- ポリプロピレン樹脂製ブロック材料は、リサイクル、リユースが可能です。
用途
- 雨水流出抑制が必要な箇所/商業施設・病院・特養老人ホーム・戸建住宅など
- 「特定都市河川浸水被害対策法」適用河川流域の流出抑制
標準断面例
完成後(赤枠部分が埋設位置です)
ポリプロピレン樹脂製ブロック(I型)本体仕様
- ※推奨貯留量:100t未満
施工手順
※使用材料の「シンシンブロック」は、(公社)雨水貯留浸透技術協会の技術評価(第1号)認定です。