大粒径アスファルト舗装


大粒径アスコンは、粗骨材の最大粒径を大きくする(最大粒径25mm以上)ことで耐流動効果を高めたアスファルト混合物です。一回の施工厚を厚くすることで敷きならし回数を減らし、施工効率を高めると同時に施工の省力化が図れます。
特長
- 一回の敷きならしを厚くして効率良く舗装するため、施工の省力化・省人化が図れます。
- 大粒径混合物は、骨材のかみ合わせにより耐久性が高い混合物です。
- 耐流動性が高く、締固め直後の高温状態でも早期に交通開放ができます。
- 主に基層またはアスファルト安定処理層として使用し、耐久性の高い舗装が構築できます。
- 通常のアスファルト舗装機械で施工できます。
用途
- 重交通路線
- 港湾施設
- 鉄道ヤード
- コンテナターミナル など
概念図



敷きならし回数の低減
通常の舗装断面に比べて大粒径混合物を使用した舗装断面は、敷きならし回数(層数)が下図のように減少するため、施工が効率的に行えます。

施工スケジュールの比較例
