持続可能な社会に貢献する企業であり続けるためには、多様性の受容が不可欠だと考えています。性別・年齢、国籍、障がいなどの多様性を認め、役員・従業員一人ひとりが個々の能力を最大限発揮できるよう、グループ一体となってダイバーシティ&インクルージョンの実現を目指します。
女性活躍の取り組み
女性活躍推進は、少子高齢化による労働人口の減少に対応し、生産性向上と企業価値向上につながります。当社グループでは女性社員の採用を積極的に進めるとともに、女性が働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
「けんせつ小町工事チーム」の活動
「けんせつ小町」は、(一社)日本建設業連合会(日建連)が2015年に定めた建設業で働くすべての女性の愛称で、女性の建設業への入職・定着・活躍支援のために様々な取り組みが進められています。取り組みの一つである「けんせつ小町工事チーム」は、女性技術者および女性技能者が従事している工事現場を、親しみやすいチーム名をつけて登録し、日建連のホームページやSNS上で快適な職場づくりや働き方に関する発信を行っており、当社も多数のチームが登録し、建設業の魅力発信に貢献しています。
障がい者雇用の推進
応募者の職場実習受け入れや、個々の障がいに応じた職場環境の用意など、採用後の定着を見据えた新規採用を積極的に行っています。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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障がい者雇用率 | 2.78% | 3.37% | 3.28% |
外国人社員の活躍
当社では、国籍に捉われない公正・公平な採用を行っており、外国籍の社員が本社の中枢部門や現場の最前線で活躍しています。 また、地域舗装会社では「外国人技能実習制度」を活用し、東南アジアから技能実習生を受け入れています。実習生が当社グループで技能を修得して帰国し、本国で活躍することが、途上国の人財育成・経済発展の貢献に繋がると考えています。
一般事業主行動計画
女性活躍推進法や次世代育成支援対策推進法に基づき、日本道路グループでは、女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供と家庭生活の両立に資する雇用環境を整備し、その能力をさらに発揮できる職場環境の実現に向けた施策に取り組むとともに、従業員の仕事と家庭の両立等に関し、数値目標を含めた行動計画を定めています。