乳剤同時散布式アスファルト舗装


乳剤散布装置付きアスファルトフィニッシャを使用することで、乳剤散布と混合物敷きならしを同時に行うことを可能にした工法です。そのため、従来工法ではディストリビュータ等で行っていた、タックコートの事前散布を省くことができ効率的で、しかも、車線規制時間を短くすることができ、工法によっては車線規制距離も短くすることができます。
特長
- クリーンな現場
- 乳剤の散布とアスファルト混合物の敷きならしを同時に行うので、ダンプトラックのタイヤに乳剤が付着することなく周辺道路を汚しません。
- 品質向上
- 乳剤散布面をダンプトラックのタイヤで乱さないために下層との接着むらがなく、標準として高付着型のアスファルト乳剤を使用するため、下層との付着に優れ舗装全体の品質の向上に寄与します。
- 車線規制時間と距離の短縮
- ディストリビュータによる乳剤散布の工程がないので、施工時間を短縮できます。また、先行して乳剤を散布しないので、工法によっては、車線規制距離も短くてすみます。
- 経済性
- 乳剤を散布しながらの施工なので降雨の際には施工をすぐに中止することにより、乳剤事前散布工法に比べ経済的です。
用途
- 車線規制距離を短くしたい舗装工事
- 車線規制時間が長く取れない舗装工事
- 高機能舗装・一般舗装の工事
クリーンペーブの工法概念図

施工編成比較
ディストリビュータ不要により施工に必要とする距離を短くすることが出来ます。

施工機械[クリーンペーバ]

