バンク舗装
コーナー部分では選手に強い遠心力がかかります。このためバンクという傾斜のついた路面で、遠心力と重力のバランスで走ることができます。走路の構成は基本的に、最大傾斜がある円曲部と平坦部の直線、これを連続的につなぐ緩和曲線部から構成されます。
自転車競技場舗装工事は最大傾斜が30°以上になるバンクにアスファルト舗装を通常3層で施工されます。これは選手が安全に最高速度で走ることができるよう、平坦性を重視するためです。こうした斜度では一般の機械では滑り落ちてしまうため写真のような専用機械で連続的に施工しなければなりません。
当社では専用機械セットとそれを操作する技術者の教育・訓練をおこない。計画から施工・アフターフォローも含め総合的にお手伝いいたします。