高耐久ポリエステルアスファルト舗装/超重荷重車対応
ポリエステルは、混合温度付近では溶融しますが、舗設後供用時には硬化し、強度を大きく増加させる熱可塑性樹脂です。スーパーポリアスコンはポリエステルをプラントミックスタイプで添加したアスファルト混合物で耐久性がきわめて優れた舗装材料です。
特長
- 耐流動性
- 動的安定度が非常にすぐれ、ポリマー改質II型アスファルト混合物よりも高い耐流動性を有し、半たわみ性混合物に匹敵する耐流動性を発揮します。
- 耐油性
- ポリマー改質II型アスファルト混合物より耐油性が優れ、油浸マーシャル安定度は半たわみ性混合物と同等な性能を有します。
- たわみ追従性
- 高耐久性アスファルト混合物でありながら、一般的に使用される密粒度アスファルト混合物(13)と同等のたわみ追従性を有します。
- 据え切り抵抗性
- ポリマー改質アスファルト混合物より、高い据え切り抵抗性を有します。
- 施工性
- 通常アスファルト舗装と同様な機械編成で施工でき、半たわみ性舗装に比べ早期交通開放が可能です。
用途
- 物流施設・工場構内など重量車両が多く、改修の時間に制約がある場所
- 高速道路のSA/PAの改築・改善に使用できます。
- 重交通道路
交通開放までの養生時間(例)
ポリエステルの性状
耐流動性(例)
ポリエステル(NT-2500)の外観
耐油性(例)
- ※灯油48時間浸漬後、マーシャル安定度試験を行う。
ハンバーガーホイールトラッキング試験による指数
- ※HWT試験に基づいてコンクリート舗装を100に対する耐流動性、耐水性の指標