樹脂固定軌道

LRT用制振軌道

特長

  • 軌道狂いがなく、長寿命でメンテナンスの大幅な省力化
  • 走行時の騒音、振動の低減
  • 樹脂は絶縁体で漏洩電流による電触の防止
  • 自動車交通荷重に対応
  • 舗装デザインの多様化
  • レールは、適度な弾性支持で波状摩耗が少ない
  • 軌道構造は、プレキャスト・現場打ちの双方対応
  • 樹脂固定軌道は電車の揺れや騒音の少ない制振軌道として、平成17年度に国土交通省の『LRT総合整備事業』の対象になりました。

断面図

断面図
断面図

コンクリート製の道床版に設けられた溝に樹脂を流し込んでレールを固定する構造です。道路の舗装設計便覧に準じた設計で、自動車荷重にも対応します。

レール部材細部
レール部材細部

レールは絶縁体の樹脂で周面を覆われているので電触を起こしません。コンクリート道床版はそのままに、レールを交換できます。

騒音特性例

騒音特性例

振動特性例

振動特性例

施工事例

富山都心線(土工部プレキャスト)
富山都心線(土工部プレキャスト)
福井幸橋(橋梁現場打設)
福井幸橋(橋梁現場打設)
富山ライトレール(土工部現場打設)
富山ライトレール(土工部現場打設)
鹿児島桟橋通り(交差点プレキャスト)
鹿児島桟橋通り(交差点プレキャスト)