玉砂利アスファルト舗装



特殊添加剤入りの玉砂利アスファルト混合物を舗設後、ウォータージェットにより骨材(玉砂利)を露出させます。自然で大粒な玉砂利の風合いを保ちつつ、歩行しやすく、透水性と耐久性が高い景観舗装工法です。
特長
- 景観性
- 玉砂利本来の景観性を保ち、周囲の玉砂利敷きとの調和をはかります。
- 歩行性
- 玉砂利敷きの歩行性の悪さを改善し、車いす・ベビーカーや観光客のキャリーバック等の歩行性を確保したユニバーサルデザイン舗装です。
- 機能性
- 優れた透水性で降雨後でも水溜まりができず、快適に歩行ができます。
- メンテナンス
- 雨水等による玉砂利の流出を防げます。
用途
- 和風庭園
- 神社仏閣の境内、参道
- 城址・歴史的建造物周辺 など
標準断面図

玉砂利アスファルト混合物の配合例

概念図

施工手順
- 玉砂利アスファルト混合物を用いて舗設 (t=4cm)します。
- 混合物の敷きならしにはアスファルトフィニッシャ、転圧には振動ローラを用います。
- 舗設した玉砂利アスファルト舗装ウォータージェットによる表面処理を行い、舗装表面のアスファルトの洗い出しを行います。
バリエーション
骨材を選択することで様々な玉砂利舗装が楽しめます。

- ※写真は骨材となる玉砂利です。供用直後は表面にアスファルト皮膜が若干残るため黒っぽく見えますが、数ヶ月で骨材である玉砂利の色合いが表現されます。