バス停留所用正着縁石/バリアレス


従来のバス停留所の部分の高さは15cmを推奨されていましたが、バスがニーリング(車高調整)した時のステップの高さ20~23cmに合わせます。また、縁石にバスのタイヤが接地できる構造なので、ステップの幅方向の開きを少なくすることができます。これにより誰でもバスの乗降がスムーズになります。
特長
- バスの乗降を容易にする縁石です。これによりバス運行の定時性・速達性を高めます。
- ニーリングしたバスのステップとバス停縁石の高さを合わせ、ステップと縁石の幅を少なくできるので、高齢者から子供まで誰もが使いやすくなります。
- 車椅子の乗降が容易になります。
- 縁石にバスのタイヤショルダーを擦ってもタイヤを傷めない設計です。
- バスドライバーは縁石下部の凹凸で正着状況を感知できます。
- バスを左側に寄せられるため、道路の右側をあけ、交通の円滑化に寄与します。
- 左側の離隔がなくなるため、バス停での自転車すり抜けによる降車客との事故を防止できます。
- 正着時バスのボディーが縁石に擦らないよう、縁石に小段をつけています。
用途
- ノンステップバスの運行するバス停や駅広場
- 病院や市役所など車椅子利用が多いバス停
- 連接バスや通勤・通学のなどで多数の乗降客が利用するバス停
Plus Stop縁石の断面
縁石の高さは200mmですが既設構造物にあわせ高さ150mmも用意しています。


Plus Stopの正着
停留所の部分の高さを15cm(一般部は5cm)とすることで、高齢者、身体障害者等のバスへの乗降を容易とすることを規定。



歩道部が高いと乗り降りが容易
開発