労働環境改善の取り組み

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任

日本道路グループは、経営ビジョンに「従業員を大切にする会社」を掲げ、従業員一人ひとりが「自身の人生を豊かに楽しく!」を実感できるよう、ワークライフバランスの充実を図る取り組みを続けています。特に労働環境の改善は喫緊の課題と位置づけ、全社員が「年間休日取得日数」を目標に掲げ、休日取得に取り組んできました。取得状況を所属別に集計し会議などで発表することで、全社員の意識を高め、休暇を取得しやすい環境の醸成に努めています。

働き方改革の推進

持続的な発展を目指すために、生産性・効率性向上を合わせて推進する

  • 長時間労働の削減
    「従業員を大切にする会社」であるために、積極的に長時間労働の削減に取り組む
休日取得の推進→年間休日取得目標:2022年度 125日/年/道路建設業界の目標(2024年度に4週8休を達成) 当社は2年前倒しで2022年度達成を目指す

ICTの活用による働き方改革

工事担当者にタブレット端末を配付し業務を効率化
  • 図面、仕様書、施工計画書、特記仕様書などをタブレット端末に取り込むことで、手持ち書類の負担を軽減→①
  • 職員間で情報を同時に共有し、ペーパーレスによるスムーズな意思伝達
  • チャットツール、ビデオ会議などにより、現場の不具合や機械故障の対応を迅速化
情報化施工による生産性の向上
  • 専用機器による自動検測が可能となり、省力化と工期の短縮化→②
  • 高精度の仕上がりによる出来形・品質の向上→③
  • 重機稼動域の省人化により、安全性の向上を実現→④
  • 現場作業の効率化により、週休2日を確保

① タブレット端末による現地照査

②③④ T.S.(トータルステーション)によるマシンコントロール

移動事務車両(Jobcarシリーズ)の活用

当社グループのエヌディーリース・システム(株)では、作業効率化や現場環境の改善などを目的として「JobCarシリーズ」の製作、リースを行い、当社の事業所で導入しています。2020年には、車内で事務作業ができる「デスクカー」、自走式仮設トイレ「トイレカー」に続くシリーズ第3弾として、テーブル・休憩スペース・トイレ・手洗い場などを備えた「マルチJobcar」を開発しました。仮設の現場事務所を設営する必要のない規模の工事や、施工範囲が広く現場内移動に時間を要する大規模な工事現場において、工事職員の利便性を向上させ、男女ともに働きやすい環境を整えるため、これらのJobcarシリーズの積極的な導入・展開を図っていきます。

移動事務車両(Jobcarシリーズ)の活用

従業員満足度調査の実施

会社の成長には従業員の満足度の向上が不可欠です。従業員の満足度が向上し、一人ひとりが高い意欲を持って明るく仕事に取り組めば、企業としての総合力や魅力も高まり、優秀な人材が集まります。それが顧客の満足へとつながり、企業価値の向上へとつながります。この好循環をより発展させ、一人でも多くの従業員が働きがいと生活の豊かさを実感できる「誰もが安心していつまでも働ける会社」を目指し、当社ではグループ会社も含めて隔年で「従業員満足度調査」を実施しています。

職場環境の整備

支店や営業所の建て替え、改装、事務所内のリラックススペース設置を進めています。

  • 九州支店(2020年5月竣工)

  • 四国支店(2021年5月竣工)