グースアスファルト舗装

硬グースアスファルト舗装は、従来のグースアスファルトの粗骨材配合をより高くして、さらに耐流動性、耐久性、たわみ性、急勾配施工性を高めたものです。施工は従来のグースアスファルト舗装と同様です。
特長
- たわみ性に富み付着力が強く、疲労抵抗性に優れるので鋼床版舗装に最適です。
- 耐流動性に富み、勾配施工性に優れています。
- 空隙がなく水密性に富んでいます。
- 流し込み工法なので締固めが不要です。
- 顔料の添加等によりカラー化も可能です。
用途
- 鋼床版舗装
- 寒冷地の耐摩耗表層
- 工場内等の耐薬品舗装
- 大型冷蔵庫、低温施設内の床舗装 など
グースアスファルトとは?
グースアスファルトとは、通常のアスファルト混合物に比べ、アスファルトと石粉を多量に使用したもので、不透水性でたわみに対する追従性が高いことから、一般に鋼床版橋面舗装の基層などに用いられます。通常のアスファルトプラントで混合し、加熱保温撹拌装置付き運搬車(クッカ)で混練り・運搬を行い、専用フィニッシャで流し込み施工します。グースアスファルトの名称は、ドイツ語で路面に流し込む(Gussen)の意味からつけられたものです。
標準断面図

施工手順(鋼床版の例)

使用機械編成(鋼床版の例)

アスファルトクッカー車

グースフィニッシャ
