ウレタン系弾性舗装
陸上競技場でエンボス層として使用されているウレタン樹脂を透水性アスコンの表面空隙部に充填し、エンボス仕上げを行うことで、ランナーや歩行者の足腰に負担が少ない「人に優しい舗装」です。
特長
- クッション性
- エンボスを形成するウレタン樹脂の弾性とエアーにより、着地時は踵にかかる衝撃を吸収します。
- 反発性
- つま先にかかるパワーを効率的に蹴り出し舗装面に伝達します。
- 低価格
- アスファルト舗装よりも衝撃吸収性に優れ、一般的な弾性舗装(ゴムチップ舗装等)よりも安価です。
- 安定性
- 透水性アスコンの空隙にウレタン樹脂が拘束され、走行時の横ブレが少なく安定した走行ができます。
- 薄層
- 快適歩走と隣接舗装とで段差がほとんど発生しないので、舗装のレイアウトが簡単です。
- 景観性
- 豊富なカラーに対応することが可能です。
用途
- 教育施設(校舎周り、多目的広場)
- 公園施設(遊歩道、遠路、広場)
- レジャー施設(遊歩道、回廊)
- 病院施設(病院周り、歩行者通路)
- 競技場周辺(ウォーキング&ジョグコース) ほか
快適歩走の構造
快適歩走のイメージ
快適歩走の路面性状(例)
- ※GB係数・SB係数・CS硬度は条件により異なります。
快適歩走紹介動画
利用者の声
施工実績紹介
熊本市東区の秋津中央公園のジョギングコースにおいて「快適歩走」が公共工事としては初めて採用されました。令和3年3月28日にオープニングイベントとして「金さんと快適にウォーキング&ラン」が開催され、子供からお年寄りまで近隣地域から約100名の方にご参加いただき、和やかにウォーキングやジョギングを楽しまれました。
イベント紹介記事はこちらから→日刊建設工業新聞(2021.3.31記事)