リスクマネジメント

  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 パートナーシップで目標を達成しよう

日本道路グループでは、「コンプライアンス基本理念・指針」に則ったコンプライアンス体制の強化・推進、並びに企業倫理の徹底を図るとともに、業務上のリスクを未然防止するため、全社的に体系化されたリスク管理体制を確立し、リスクマネジメントを継続的に実施しています。

リスク管理体制

リスク管理体制は業務リスク管理委員会が統括し、次の3つを達成することを目的としています。

  • 「コンプライアンス基本理念・指針」に則った当社および当社グループのコンプライアンス体制の強化・推進、並びに企業倫理の徹底
  • 当社および当社グループの業務上のリスク(ただし、安全および環境に関わる業務リスクを除く)の未然防止
  • 「情報セキュリティ基本方針」に則った当社グループ全体が保有する情報資産の保護・安全管理および情報セキュリティ教育の実施並びに継続的改善に関する事項

新型コロナウイルス感染拡大防止の対応

新型コロナウィルス感染症の収束が見通せない中、当社グループでは全従業員を対象に様々な感染防止対策を実施しています。
具体的には、内勤者を中心にテレワークを実施し、また、外勤者は直行・直帰等を実施することにより「三密回避」による感染防止対策を徹底しております。
また、テレワーク時においては社内コミュニケーション不足が懸念されておりますが、Web会議やクラウド型ビジネスチャットを活用し、コミュニケーションを円滑に図れるよう必要な環境を提供しています。
これらの対策に加え、従業員及びその家族の健康状態を確認するため、毎週月曜日に全従業員を対象として、安否確認システムを活用した調査を実施し、健康状態の把握に努めるとともに、必要に応じて迅速な対応を行っています。

BCP訓練の実施

当社グループでは、定期的に防災訓練を実施しています。2021年3月の訓練では南海トラフ地震を想定したBCP訓練を2部構成で実施しました。1部は、発災直後を想定した従業員の安否確認や事業所等の被害状況の報告を中心とした訓練を実施しました。また、2部では発災2日後を想定した被災支店への支援訓練として、不足物資の確認、物資輸送手段の検討訓練や発災後の通信障害を想定し、情報共有手段としてタブレット端末やMCA無線等様々なデバイスを活用するなど実践的な防災訓練を実施しました。

情報セキュリティ

当社グループは、情報漏洩事件や事故などの脅威から業務に関連する情報資産を守るとともに、情報セキュリティに関する社内規則を定めています。情報資産のセキュリティ確保を目的とした管理体制を構築し、責任者と担当者の役割を明確にするとともに、定期的な見直しと必要に応じた改善、並びに社員の情報セキュリティレベルの向上を目的としたe-ラーニングを実施しています。