床版上面増厚工法

コンクリート床版補強・補修工法

床版上面増厚工法は、既設床版コンクリートの上面に新たに超速硬型の鋼繊維補強コンクリートを打設し、新旧コンクリートを一体化させることにより、曲げ耐力と押抜きせん断耐力の向上を図る工法です。床版上面増厚工法は、損傷の進行したコンクリート床版を蘇らせるための最も有効な工法です。

特長

床版上面増厚工法は、新旧コンクリートの一体化により床版の損傷が進行したせん断耐力を大幅に向上あるいは回復させる工法です。また、施工期間が短いこと、経済的であることなどの特長を有します。

施工は短期間

工期:橋面150~250m想定

優れた経済性

概算工事費(単位:万円/m2

施工断面図

①補強鉄筋を用いない場合
②補強鉄筋を用いる場合

供用2年後の床版断面図

専用施工機「コンクリートフィニッシャ」

スーパーペーバ5500
スーパーペーバ5500

スーパーペーバ5500打設機構図

フロープレートの振動により流動化したコンクリートは既設床版の
凹凸に関係なく充分に締め固められ、モールドプレートによって
所定の形状に仕上げられます。