広幅員中折れ式セットフォーム工法

センタークラウンコンクリート舗装

広幅員中折れセットフォーム工法とは、中央で左右の勾配を変化できるコンクリートフィニッシャとコンクリートレベラにより、両勾配のコンクリート版舗装を一度に舗装する工法です。広幅員中折れセットフォーム工法は、センター部の目地構造(従来突き合わせ目地)がダミー目地に変わる以外は、従来のコンクリート舗装構造と変わりません。

特長

広幅員
広幅員(幅員10mまで)の2車線を車線ごとに勾配を変えながら1回で施工できます。
工期短縮
2車線を同時に施工するので施工回数と養生が一度ですみ、1車線ずつ施工する従来施工に比べ、大幅に工期を短縮できます。
施工の効率化
型枠配置や脱型、タイバーの接続等の作業工程を省くことで施工の効率化に寄与する工法です。
現場対応性
各車線の勾配を0~4%まで高精度に調整することができるので、曲線部等多くの現場への対応が可能で優れた施工性を発揮します。
高品質
2車線を1回で施工するので、センターのジョイント部に施工段差を生じない平たんな高品質のコンクリート舗装を提供します。

適用箇所

一般的なコンクリート舗装全般

工程比較

施工延長500mのトンネル工事での比較例
施工延長500mのトンネル工事での比較例

工法比較

コンクリートレベラによる
平たん仕上げ作業状況

NETIS登録 KT-140068-A