歩行に困難を抱える方の疑似体験を行いました!~すべての人にとって安全な道路とは~

日本道路株式会社では8月5日(水)に、CSR活動の一環として、本社オフィス(東京都港区芝浦)から最寄りである都営地下鉄大門駅、三田駅までの2つの通勤ルートで「歩行困難者の疑似体験」を実施しました。2026年4月に入社した10名の事務系新入社員が、港区社会福祉協議会からお借りしたイヤーマフ、アイマスク、白杖を使用し、普段利用している通勤ルートを、障がいのある方の立場を想定して歩きました。

白杖を用いて階段を上る姿
白杖を用いて階段を上る姿
点字ブロックをたよりに歩く様子
点字ブロックをたよりに歩く様子

体験を通じて参加者からは、「段差や階段、凹凸のある道では一人で判断するのは難しいと感じた。特に視覚が遮られると自分の身を守ることに精一杯なため、人が多い場所などは特に危険だと感じた」といった声や、「点字ブロックをふさぐ街路樹や植物があったり、人が歩いていたりすると本当に必要としている方が歩けない状況になることに危険を感じた。」という意見がありました。一方で、「今後、自社の現場パトロールを行ったときに、工事看板やコーンが点字ブロックを塞いでいないかなどを確認し、危険な場所があった際に現場責任者などに伝えることで、障がいのある方が安全に通行できると思った。」などといった、具体的な案も挙がりました。

また、活動後には本社内会議室において「人権啓発推進ビデオ『障害のある人とのふれあいと人権~今まで声をかけられなかったあなたへ~』の上映」と「歩行疑似体験報告会」を行い、本社に勤務する社員に対して、身体障がいを持つ方が日常生活で感じる困難や、困っている様子を見かけた際に私たちができることについて共有しました。

新入社員による報告会の様子
新入社員による報告会の様子
石井社長(写真中央)による講評
石井社長(写真中央)による講評

報告会には当社代表取締役社長 石井敏行も出席し、人権啓発推進ビデオの視聴と発表内容を踏まえ、「道路は技術系の社員だけでできるものではなく、事務系の社員の皆さんとも連携して行われるもの。今回感じた、学んだことを新しい道路をつくるうえでの一助としてほしい」と講評を述べました。また、本報告会はzoomでの同時配信も行い、30名以上の社員が参加しました。

今回の活動を通じ、私たちが普段何気なく通っている道の段差や凸凹が、歩行に困難を抱える方にとっては大きな障害になることを実感しました。

利便性と快適性を備えた道づくりを通じて、すべての人にとって歩きやすい道、ひいてはすべての人が暮らしやすい街づくりに貢献できるよう、今回の体験で得た気づきを、一人ひとりが日々の業務や行動に生かしていきたいと考えています。

2025年度の開始から数えて3回目となる本取り組みですが、これからも道路舗装を通じて皆さまに安心と安全をお届けできるよう、継続してまいります。

(本記事は、実際に体験した社員が執筆しました)

【参考:過去の活動】

  • リリースの内容は発表日時点のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。