車いす、白杖、高齢者の歩行疑似体験会を実施しました~すべての人にやさしい一歩を~

日本道路株式会社は2025年8月27日(水)、CSR活動の一環として、東京都港区六本木において「歩行困難者の疑似体験会」を開催しました。同区社会福祉協議会から車いす、高齢者疑似体験キットや白杖などをお借りし、実際に使用して歩道を歩きました。
猛暑の中の開催となりましたが、こまめな水分補給、ネッククーラーや日傘を使用するなど熱中症対策を万全にし、活動を実施しました。今回は4月に入社し9月まで本社で研修を行っていた事務系新入社員8名が参加し、普段とは違う視点で道を歩き、見落としがちな歩行上の課題について考えるよい経験となりました。

高齢者体験
高齢者体験
車いす体験
車いす体験
白杖体験
白杖体験
活動後の意見交換会
活動後の意見交換会

活動後に行われた意見交換会では、「車道は整備が行き届いている一方で、歩道の舗装は凹凸が多く歩きにくかった」「耐久性の高い舗装や維持修繕の大切さを実感できた」「路上のゴミなどが通行の妨げになった」などの声が上がりました。
また、「事務系の社員は道路の施工に直接関わることはないが、歩道にどのような課題があるのかを今回のような体験を通じて検討することはできるので、当社内で展開するだけでなく、地元の学生や地域住民とともにこのような体験をする機会をつくり、ポイ捨て防止など、地域全体での環境美化意識向上につなげ、歩きやすい道づくりに貢献したい」など、今後につながる提案もありました。
当社は今後も、道路舗装会社としてすべての人が快適に通行できる道づくりを実現できるよう、このような取り組みを続けてまいります。

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