

2024年2月9日(金)、当社グループの研修・研究施設・機械センター・試験ヤードからなる複合施設「土浦テクノBASE」(茨城県土浦市)の竣工式を執り行いました。神事には、当社から13名、設計・施工を担当した清水建設株式会社から11名が出席し、当社代表取締役 石井敏行社長と、清水建設株式会社 取締役 藤村広志副社長による玉串奉奠が行われました。
当施設の建設は『中期経営計画2019』において成長投資の一つとして掲げており、2021年10月に土地を購入し、同年12月から清水建設株式会社と当社のワーキングチームとで企画設計を進めてまいりました。
当社は2022年3月29日をもって清水建設株式会社の連結子会社となりましたが、シミズグループの一員となってから初めて同社に設計・施工を依頼した案件となることから、建物のメンテナンスは株式会社シミズ・ビルライフケア、電力はスマートエコエナジー株式会社の再生可能エネルギーを使用するなど、シミズグループのメリットを活かしています。また、研究研修棟は太陽光発電・地中熱ヒートポンプなどを活用して、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく最高評価・星5つに加え、『ZEB』を取得しており、来場者にもご利用いただけるよう電気自動車(EV)の急速充電設備も配置するなど環境にも配慮した次世代型施設となっています。


2029年の創立100年事業の一環として、「『技術の日本道路』の永続的な進化の実現」をコンセプトに、社員が最新技術や技能を恒常的に習得する研修の場だけでなく、工法や製品、当社の歴史など幅広い情報を紹介するショールームも併設した情報発信拠点としても活用していきます。
なお、2024年4月の運用開始に先立ち、3月に開所式を開催する予定です。
- ※「(仮称)日本道路株式会社 土浦テクノパーク」として建設を進めてきましたが、社員投票により施設の正式名称が「日本道路株式会社 土浦テクノBASE」に決定しました。
関連情報
2022.5.26 「技術の日本道路」の永続的な進化へ 茨城県土浦市に複合施設を新設土浦テクノBASE完成 4月から運用開始予定 (2024.02.16日刊建設工業新聞 3面)
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