海岸防災林再生の願いを込めて…仙台市荒浜地区に「日本道路 希望の杜」が誕生しました!

日本道路グループでは、全国の拠点で年間400件を超える社会貢献活動を行っています。
今回は、東北支店の「海岸防災林再生活動」を紹介します!

2025年11月29日、仙台市荒浜地区で、海岸防災林であるクロマツの保全活動を実施しました。

宮城県では、東日本大震災の津波により壊滅的な被害を被った海岸防災林の再生を目的として2014年より「みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動」を推進しています。今回、日本道路東北支店の若手事務社員が中心となって新たなCSR活動を企画し、2025年度からこの活動に参画することになりました。

当日は当社グループ社員やその家族など27人が集結し、宮城県・仙台市と三者協定を締結した区域の森で開所式が執り行われました。0.1haの当社の協定林は、震災復興と、再び豊かな森が育つことへの期待を込めて「日本道路『希望の杜』」と名付け、細田武志東北支店長と、社員のお子さんによる看板披露では、会場が温かい拍手に包まれました。

その後、4グループに分かれ、宮城県森林インストラクター協会の方のご指導を受けながら、クロマツに絡まり生育を阻害するツルや、育つ見込みのないクロマツの除去作業などを行いました。

クロマツは、塩分や強風、乾燥といった厳しい海岸環境に強く、砂地でも育つことができる特性を持っています。その根は砂をしっかりと固定し、風を弱め、砂が飛ばされるのを防ぐ役割を果たします。さらに、希少な昆虫であるクリサキテントウの生息地としても重要な役割を担っています。

今後は、年に2回程度保全活動を実施していく予定です。この「希望の杜」での保全活動を東北支店のCSR活動の柱として「道からはじまる森づくり」を進め、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

参考記事

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