日本道路グループが策定したGHG排出削減目標がSBT認定を取得

 日本道路グループは2025年6月9日付で、SBT(Science Based Targets)認定を取得しましたのでお知らせします。SBTは、パリ協定※¹が求める水準(気温上昇幅を産業革命前と比べ1.5度未満に抑える)と整合した温室効果ガス(GHG)排出量削減を目指す、国際的な削減目標です。SBTi※²により、当社グループの2030年までの削減目標が科学的な根拠に基づいて策定されたことを認定するものです。



1パリ協定:2015年にフランス・パリで開かれた国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された、気候変動問題、温暖化対策に関する国際的な新しい枠組み
2SBTi:CDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4機関が協働で運営するイニシアチブ



当社グループがSBT認定を取得したGHG排出削減目標は下記のとおりです。


Scope1(燃料の燃焼など、自社の直接排出による排出量)

Scope2(他社から供給された電気・熱の使用など、間接排出による排出量)

⇒ 2030年度までに2020年度比 42%以上削減(少なくとも年に 4.2% 削減)

Scope3(原材料仕入れや販売後などのサプライチェーン排出量)

⇒2030年度までに2020年度比 25%以上削減 (少なくとも年に2.5%削減)



   当社グループは今回認定を受けた削減目標達成ための具体策として、2021年に制定した環境ビジョン「Nichido Blue & Green Vision 2050」 に掲げる「気候変動対策行動指針」に基づき、GHG削減に向けた取り組みをグループ全体で進め、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

  • リリースの内容は発表日時点のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。