日本道路株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井 敏行)は東京計器株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長執行役員:安藤 毅、以下東京計器)、販売代理店であるエヌディーリース・システム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大野 智教、以下NDLS)と共同で「あおりシートアラーム」を開発しましたのでお知らせいたします。
【開発の背景】
貨物の積載を行う車両には法令により、積載物が落下しないよう必要な措置を行う義務が定められており、土砂や砂利などを運搬するダンプトラックは通常、荷台を囲む側面の「あおり」の上部にシート(あおりシート)を設置し、走行する際はあおりシートを閉めた状態で走行しています。運転手の不注意によりあおりシートが開いた状態で走行すると、構造物への接触や落下・飛散による交通事故に繋がる場合もあります。
近年増加傾向にあるヒューマンエラーによる事故撲滅の一助とするべく、計器メーカーのパイオニアである東京計器、日本道路グループの一員として自動車や建設土木機械のリースおよび建設資材販売を行うNDLSと共同で、シートが開いている状況をダンプ運転手に認識させるセンサーシステム「あおりシートアラーム」を開発しました。
【システムの特長】
- 左右のあおりシートに設置するセンサー(子機)2台と運転席に設置された警報器(親機)1台から構成されており、センサーがあおりシートの開閉を検知し、その情報を運転席内の警報器へ無線で送信します。
- あおりシートが開いている時に、警報器が警報音で運転手に知らせます。
- 一時(5分)消音機能や音量調整機能も備えています。
(製品情報はこちらをご参照ください)

○子機センサー


○警報器(親機)


日本道路グループは、省人化省力化を図る技術開発はもとより、安全に寄与する研究開発にも取り組み、持続可能な社会実現に向けた価値共創を進めてまいります。
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