【2023年度社会貢献活動紹介】日本道路の森~高知県、梼原町との生物多様性保全活動~

日本道路グループでは、全国の拠点で年間300件を超える社会貢献活動を行っています。
今回は、中国支店と四国支店が実施している「日本道路の森」を紹介します!

当社と高知県、梼原町は2008年に三者で「環境先進企業との協働の森づくり事業」のパートナーズ協定を締結し、高知県西部・梼原町の累計約228haの「日本道路の森」において、地球温暖化の防止と地域産業の要である豊かな森づくりに取り組んでいます。
2023年7月には、企業版ふるさと納税制度を活用し、梼原町の「梼原令和の森林づくり事業」に対し寄附を行いました。また、協定エリアにおいて過去5年間の森林間伐により生み出されたCO₂吸収量を、「CO₂吸収証書」として毎年高知県に認定していただいています。

2023年11月20・21日、梼原町との交流会を開催しました。本イベントは日本道路(株)中国支店、四国支店と梼原町で交流を深めるために年に一度開催しているものです。
16年目を迎えた今回の交流会は約20名の社員が参加し、1日目にセラピーロード(森林セラピーに適した道として認定された道)の清掃、修復、2日目には「日本道路の森」の伐採エリアにおいてイスノキ、ケヤキ、ホオノキ、トチノキ、カエデ類など、地域の植生に合わせた広葉樹の苗木100本の植樹と獣害防止のネットを設置する作業を地域の方と共同で行いました。

参加者からは、
「今年は台風の被害はなかったがセラピーロードの補修活動は続けたい」
「植樹した木が成長し森が再生されるまでには相当の時間がかかるが、この景色がどう変わるのか楽しみ」
「成長してしまった木はCO₂吸収量が低下してしまうため、伐採と再生管理が大切であることを知り、地球環境問題に自分が関わっているという実感が湧いた」
などの声が上がりました。



また、「日本道路の森」の活動に関連して、梼原町森林再生プロジェクトのyoutubeチャンネル「りもりチャンネル」にて、当社代表取締役社長・石井敏行のインタビュー動画が公開されています。こちらもぜひご覧ください。




日本道路グループは今後も継続して「森づくり」事業へ参画することで、梼原町の地域の方々と共同で、森林の再生によるCO₂吸収源確保、四万十川などの清流保全につながる水源涵養に寄与してまいります。




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