第13回「日本道路の森」交流イベントを開催しました

2022年11月17・18日に、高知県西部・梼原町ゆすはらちょう仲間なかいだ地区にある「日本道路の森」で体験交流会を開催しました。この交流活動は日本道路(株)中国支店・四国支店で行っているもので、2008年に日本道路、高知県、梼原町の3者で「協働の森づくり事業」のパートナーズ協定を締結して以来、毎年当社グループの社員が間伐や植樹体験などを行い、地域の方との交流を深めています。また、2013年に建て替えた日本道路梼原工事事務所には、外壁・内壁、外階段、柱、梁、床、造り付けの本棚などに地元産の木材がふんだんに使用されています。

初日は四国支店・細田支店長の挨拶の後、松原地区の久保谷セラピーロードにて、歩道の整地作業を行いました。「セラピーロード」とは、心理実験によって癒しの効果が科学的に実証され、森林セラピーに適していると認定された道のことです。「久保谷セラピーロード」は約100年前に農業用水をひくためにつくられた水路に沿って歩く全長3kmの遊歩道で、県内外から多くの人が「癒し」を求めて訪れています。
作業終了後は、全員でセラピーロードを散策し、水路の周りにむすふわふわの苔や、川底が見えるほど透き通った久保谷川を眺め、リフレッシュすることができました。

翌日は、川井地区にて約100本の広葉樹の植樹を行いました。広葉樹は、根を深く、枝葉を大きく張り、地面にも色々な植生が生えることで土壌が豊かになり崩壊を防ぐことができます。

最後は梼原町・吉田尚人町長から活動に対する御礼の言葉を頂き、今後も継続してこの活動を続けることを双方で確認し二日目の活動を終えました。

森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収、水源涵養、生物多様性保全、人間の健康への効果など、さまざまな機能を持つ大切な資源です。将来世代が今と変わらず森林の恵みを享受し続けることができるよう、これからも地域の方々と協働で梼原町の自然環境保全に取り組んでいきます。

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