ラムサール条約登録湿地である「渡良瀬遊水地」では、年に数回、関係機関・団体、地域住民の手によって、湿地の希少植物の生育に悪影響を及ぼすヤナギやセイタカアワダチソウ除去のボランティアが行われています。日本道路(株)北関東支店では2020年からこの活動に参加しており、2022年3月より「小山市渡良瀬遊水地湿地保全サポート団体」となっています。
2022年度第1回目の開催となった6月26日(日)は、青々と茂るヨシの群生地に17名の社員が集結し汗を流しました。



第2回は9月4日(日)に開催され、環境省「エコ・ファースト企業」と当社のロゴマークが入ったおそろいのキャップを被り、20名が作業を行いました。



今年度初めて参加した社員の感想
- 除去の対象となる植物の区別がつくか不安もありましたが、最初に小山市のボランティアの方が説明をしてくださり、素人でも参加することができました。
- 外来植物が及ぼす影響を知り、このボランティアに参加することにとても意味があると感じられました。今後も定期的に参加をしたいと思います。
継続して参加者している社員の感想
- 去年から参加していますが、広大な遊水地は四季折々の景色が綺麗で、いつ見ても感動します。
子どもから大人までさまざまな方々と協力して行うボランティア活動は、達成感を味わう事ができ、気分もリフレッシュして、とても充実しました。
日本道路グループの環境ビジョン「Nichido Blue & Green Vision 2050」では「生物多様性への配慮」を行動指針の一つとして掲げており、各支店においてNGO・NPO、環境関連団体、地域社会とコミュニケーションを図り、生物多様性の保全活動に積極的に取り組んでいます。北関東支店では今後もこの活動に継続して取り組み、渡良瀬遊水地の貴重な自然環境を守るお手伝いをしていきます。