循環型社会への対応

  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任

エコロジー工法「PETアスコン」

廃プラスチックの処理が社会課題となる中、回収した廃PETを粉砕し、化学的な処理を施した改質剤「ニュートラック(NT- 5000)」を、花王株式会社様が製品化。当社はこれをアスファルト混合物に添加し「PETアスコン」を開発しました。「PETアスコン」は、100㎡当たり500mlPETボトルを500本~1,500本再利用できる他、高い耐久性を兼ね備えており、舗装の長寿命化や修繕コストの抑制が実現可能なエコロジー工法です。廃PETボトルなどを有用な資源と捉え、サステナブルな社会インフラ構築のため「PETアスコンシリーズ」の技術を更に発展させ、循環型社会の形成に貢献します。

PETアスコン *PETアスコンについては、こちらをご覧ください

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建設副産物削減の取り組み

建設副産物リサイクル事業では、アスファルト塊やコンクリート塊の受け入れ量を拡大しています。恒久的な循環型社会を目指し、有限である資源を有効かつ効果的に利用するための取り組みで、自社工事およびお客様から、アスファルト塊・コンクリート塊を受け入れ、リサイクル工場で中間処理を実施しています。アスファルト塊は主に再生アスファルト合材の材料として、また、コンクリート塊は再生路盤材として再利用しています。

アスファルト合材のリサイクル:リサイクル工場で受け入れ→細かく粉砕→ふるい分け→ストックヤードで保管→再生アスファルト合材を製造→施工→傷んだアスファルト舗装→剥がして撤去→リサイクル工場で受け入れに戻る
コンクリートのリサイクル:リサイクル工場で受け入れ→細かく粉砕→ふるい分け→再生路盤材としえ使用→破砕して撤去→リサイクル工場で受け入れに戻る

再資源化率(%)

2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期
アスファルト塊 99.9 99.9 99.7
コンクリート塊 99.9 99.9 99.1
指定副産物以外 72.3 75.0 90.2