バイオ炭アスファルト舗装のCO₂削減に関する妥当性確認について

2024年8月に、当社より環境配慮型アスファルト舗装「バイオ炭アスコン」の開発・製品化を発表いたしました。本製品は、バイオ炭の添加によりアスファルト舗装にCO₂を固定することで、CO₂排出削減効果が期待できる技術となります。このたび、第三者機関から当社のCO₂排出量収支の考え方についての妥当性が認められ、妥当性確認報告書を受領しましたのでお知らせいたします。


今回妥当性確認を受けた方法論は、バイオ炭(炭素)をアスファルト合材に貯留させることで、CO₂排出量収支(温室効果ガス便益(GHG Benefit))を定量化するための基準と手順を定めたものです。この方法論は、バイオ炭の製造・輸送等に起因する追加的な要素も勘案してCO₂排出量を定量化できるため、施工条件や環境条件に応じて、プロジェクトごとでの算定が可能です。


当社は今後、環境工法として信頼性の高いバイオ炭アスファルト舗装を普及・推進することで、お客様や発注者に新たな環境価値を提供し、カーボンニュートラルの実現に寄与してまいります。

以上

妥当性確認の概要

  • 第三者機関:ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン(株)
  • 方 法 論 :アスファルト合材へのバイオ炭投入による温室効果ガス便益活動方法論
  • 確 認 日 :2024年9月30日


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