白鳥の越冬地・佐潟(新潟県)の「潟普請」に参加しました

2022年9月25日(日)、日本道路(株)北信越支店の社員9名が、佐潟さかたクリーンアップ活動実行委員会主催の佐潟清掃活動「潟普請がたふしん」に参加しました。
当日はすがすがしい秋晴れのもと、実行委員会、「佐潟と歩む赤塚の会」、地元・赤塚中学校の生徒の皆さんとともに、ハス復活プロジェクトに取り組まれているハス田周辺に生い茂るヨシを刈り取り、ひもで束ね、トラックへ運び出す作業を行いました。

【活動参加者の感想】

  • 中学生の皆さんとの共同作業は、普段の業務では経験できない貴重なものでした。地域とコミュニケーションを取り、地域の生態系保全活動に参加することは、SDGs企業として大切であることを改めて実感しました。
  • ラムサール条約に登録されている「潟」というのはどのようなところか興味があり、初めて参加しました。今回作業を行ったのは、「佐潟」全体からするとほんの小さな1ヵ所でしたが、それでも大変な作業だということを身に染みて実感しました。今後も地元の皆さんと力を合わせ、継続して参加して行きたいと思いました。

越後平野に位置する佐潟は、東京ドーム約10個分の水面積(44ヘクタール)を有する国内最大の砂丘湖です。水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約「ラムサール条約」の登録湿地にも登録されており、冬になると、白鳥やヒシクイなど、4,000羽以上の渡り鳥が飛来してくる姿が見られます。
また、佐潟はかつて農業用水池や淡水魚の漁場としても利用されており、古くから地域住民の生活と密接にかかわってきました。

北信越支店では、昔から多くの人によって守られてきた佐潟の貴重な自然環境を次世代に引き継ぐため、今後も地域と連携してこの活動に参加していく予定です。

関連ページ:日本道路生物多様性行動指針
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