トップメッセージ

当社グループの目指す姿

1929年(昭和4年)の創業以来、日本道路グループは、道路舗装業界を代表する企業として、90余年にわたって積み重ねてきた「技術力」をベースに、高品質な「道づくり」「街づくり」に邁進してまいりました。 2022年3月29日に清水建設株式会社の連結子会社となり、シミズグループの一員として、また2022年4月から社長に就任し、新体制のもとで新たなスタートを切りました。

「技術の日本道路」というDNAを継承しながら、これからも日本道路としてのプライドと独自性を維持しつつ、両社が持つ強みを活かしたシナジー効果を発揮して全てのステークホルダーに価値を提供できるサステナブルな企業として更なる進化を図っていきたいと考えています。

2023年は2019年からスタートした「日本道路グループ 中期経営計画2019(2019~2023年度)」の最終年度となります。成長戦略として掲げた「6つの重要課題」の目標達成に向けて取り組む仕上げの年にするとともに、今後も環境、社会、ガバナンスを重視したESG経営を推進して企業価値のさらなる向上を図ってまいります。特に2021年8月に制定した環境ビジョン「Nichido Blue & Green Vision 2050」に掲げる「カーボンニュートラルの実現」「循環型社会の形成」「生物多様性への配慮」を三本柱とする環境への取り組みは、当社グループの重要施策と位置づけ、また2022年に発表した中長期技術開発計画「Nichido Mirai Tech Plan 2050」の5つのテーマと併せて道路舗装会社としての立ち位置から持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

アフターコロナを迎え、様々な価値観が変化する社会において、当社グループは、時代の変化や環境の変化に迅速、かつ柔軟に対応し、社会から存続を望まれる企業であるために、「技術に対する探究心」を突き詰め、顧客満足度向上のために「道づくり」に誠実に取り組んで行きたいと考えております。

当社が創立100年を迎える2029年、そしてSDGsのゴールである2030年に向けて、舗装業界を代表する企業として、コンプライアンス(法令等順守)を徹底し、揺るぎない「技術力」で「道づくり」「街づくり」を通して「サステナブルな社会づくりに貢献するSDGs企業」を目指してまいりますので、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2023年6月
日本道路株式会社
代表取締役社長
石井 敏行

環境ビジョン 「Nichido Blue & Green Vision 2050」
中長期技術開発計画 「Nichido Mirai Tech Plan 2050」