SPECIAL FEATURE

日本道路の「働き方改革」
女性が働きやすい職場を目指して。

今、日本では「働き方改革」が叫ばれています。
当社は、「さまざまな立場の方が働きやすい会社」を目指しています。今回は、女性の技術社員7名に集まっていただき、女性社員から見た日本道路についてお聞きしました。貴重なご意見をもとに、改善につなげていきます。

メンバー

中部支店 名古屋営業所 前田 紫帆 さん
前田 紫帆 さん
東京支店 関東技箭センター 坂本 祥子 さん
坂本 祥子 さん
本社 工事部 岡本 明子 さん
岡本 明子 さん
本社 技術研究所 朴 希眞 さん
朴 希眞 さん
本社 海外事業部 ハゼル トウン ニェイン さん
ハゼル トウン
ニェイン さん
本社 技術研究所 池田 茜 さん
池田 茜 さん
東京支店 城南営業所 若林 瑠美 さん
若林 瑠美 さん

進行役

生産技術本部 工事部 副部長 纐纈 律 さん
生産技術本部
工事部 副部長

纐纈 律 さん
管理本部 人事部長 坂上 彦太郎 さん
管理本部
人事部長

坂上 彦太郎 さん
生産技術本部 工事部長 工藤 博之 さん
生産技術本部
工事部長

工藤 博之 さん
常務執行役員/生産技術本部長 兼海外事業担当 石井 敏行 さん
常務執行役員/
生産技術本部長
兼海外事業担当

石井 敏行 さん
  • 所属・肩書は取材当時のものです。
坂上部長坂上部長
当社は、女性、外国出身者、障がい者、高齢者など、さまざまな立場の方が活躍できる働きやすい会社を目指しています。今回は、第一線で活躍する女性の技術社員の座談会を企画しました。日本道路グループ約3000人の職員のうち、約16%が女性です。女性が活躍することは、当社の発展のためにも必要不可欠です。女性から見た当社の社員教育や制度などについて、率直な意見を伺いたいと思います。
石井常務石井常務
女性が活躍する環境を整えるためには、当事者である女性の職員からお話を伺うことは必須だと考えていました。女性として現場で働く中での経験談や苦労話、こういったところを改善してほしいといった要望まで、リアルな声をお聞きしたいと思います。

時代によって常識は変わる。
今の若手にとって必要な研修を。

纐纈副部長纐纈副部長
まず、「研修制度」についてお話を伺いたいと思います。当社では、5年くらい前から研修制度を大きく変えています。良くなっている面も多いと思いますが、それでも不十分な面も多くあります。皆さんの目から見て、当社の研修制度への要望や改善点などありますか?
前田前田
CADを研修に入れてほしいです。
纐纈副部長纐纈副部長
今の新入社員は、CADが研修に入っているんですよね。
前田前田
ちょうど私が入った時期(2010年ごろ)で、CADの研修を受けたかどうかが分かれているんです。今、社員連絡会でアンケートをやっているんですが、CADを学びたいという30代くらいの方が、意外に多いですね。
若林若林
私は、新入社員研修でCADの研修を経験しました。学生時代は全く触ったこともなかったので、よかったと思います。今も業務でCADを使用しています。
ハゼルハゼル
Excelの研修も入れてほしいですね。高校ではExcelの使い方を学ばないようです。日報を書く際に全部一つのセルに入れようとする新入社員もいます。工業高校出身の若手だと、ExcelはできないけどCADは使えるというような方もいますね。
若林若林
メールの打ち方やFAXの送り方などを教える研修があってもいいかなと思います。SNS世代で慣れ親しんではいるけれども、実際にビジネスで使うとなると苦手な社員が多い印象を受けます。今は、メールを元請会社や施主に送る前に、事前にチェックをしています。その手間が惜しいです。
纐纈副部長纐纈副部長
Excelやメールについては盲点でした。そういうことは普通にできるだろうと考えてしまっていましたね。坂本さんは今、若手を教育する立場ですが、どうお考えですか?
坂本坂本
今の新入社員はすごく素直で真面目だと思います。息子と同じ世代なので、親目線で見てしまっている部分もあるんですが、いい子が多いです。それが現場に配属されて、厳しいやり方で教える先輩に当たってしまい辞めてしまうようなことがあると、かわいそうだなと感じますね。上司への意識改革教育も必要だと思います。
纐纈副部長纐纈副部長
そうですよね。今はその問題を見据え、初めに集合研修をして、7月から各支店に配属という形を取っています。やはり研修は課題が山積みですね。皆さんの意見をもとに、さらなる改善を進めていきたいと思います。

今はいろいろな現場を経験したい。
将来的には、転勤を続けるのは厳しいと思う。

纐纈副部長纐纈副部長
次のテーマは、「異動」についてです。若林さんは今年4月に名古屋から東京に異動になりましたが、どうですか?
若林若林
私としては転勤はどんどんしたいです。東京に来て、雰囲気が全然違うなと感じます。大きい現場も多いし夜勤もあり、新たな経験を積めるのはやりがいがあります。
坂本坂本
私は子どもが3人いるので、転勤は現状では無理ですね。第一子の産休明けに神奈川営業所や東京支店に配属になったときは先行きが不安になりました。今は、保育所への送り迎えができるのが条件なので、関東技術センター以外だと厳しいです。
纐纈副部長纐纈副部長
そういうマッチングっていうのも大事ですよね。核心の部分に迫っていきたいのですが、今回既婚者の方が坂本さんと朴さん、そのほかの皆さんは独身ということですが、将来を考えると今後どうしていきたいと考えていますか?
朴
私は結婚していますが、夫の転勤はないので異動に関しての心配はないんです。人それぞれ考え方や置かれている状況が違うので、小まめに相談する機会があればいいなと思います。
若林若林
正直なところ全然想像がつかないですが、将来的にずっと転勤というのは厳しいかなと思います。今は大丈夫ですけど、ゆくゆくはどこかに腰を据えていきたいと思いますね。
岡本岡本
結婚したとして、旦那さんが転勤族だったら、私はついていかないと思います。
池田池田
私が考えているのは、たとえば旦那さんが転勤族だったとして、それに合わせてプラントでも営業所でも働けるようなオールマイティーな人材になりたいです。ですから今は、いろいろな部署を経験して、どこででも通用する能力を身に付けたいですね。
纐纈副部長纐纈副部長
それでは、「職種転換」についてはいかがですか。今は工事管理だけど、研究に携わりたいとか営業をやってみたいとか、ありますか?
若林若林
ないですね。中部支店時代に一度、所長から営業はどうかという話がありましたが、断りました。自分がまだ現場のことを完全に分かっているとは言い切れないので、もう少し今の仕事を把握してから今後のことを考えたいですね。
朴
私は2011年に入社して以来、技術研究所で勤務しています。舗装施工管理や土木施工管理など資格試験を受けたくても現場経験がないと受験資格がないため、現場に行ってみたいと前々から希望していました。ようやく2015年に研究所内での異動があって、試験施工の現場に行くこともできるようになりました。現場に出てみて、やっぱり学ぶことが多いなと感じました。研究所では「深い知識」は得られるのですが、「幅広い視野」を得るには現場経験が必要だなと思います。

制度があっても使いづらくては意味がない。
使いやすい制度を。

纐纈副部長纐纈副部長
次に、「女性の技術者が活躍するための制度」についてお聞きしたいと思います。今後入社してくる女性社員にとっても、制度面は重要なポイントとなると思うのですが、どのようにお考えですか?
岡本岡本
採用活動のときに、女性の学生から「産休や育休は取りやすい職場ですか?」と聞かれることが結構あります。会社にいい制度があっても、実際には取れないというか、所属している部署の方に負担を掛けるのが申し訳ないとか、そういう面もあると思います。他社でも制度はあるけども、使いづらくて会社を辞めてしまう女性がいるという話は聞きますね。
石井常務石井常務
来年、女性の技術者が2名入社する予定です。彼女たちに対しては、どう接していけばいいと思いますか?
若林若林
建設業界はこういう感じだよっていうのはある程度分かっていて、覚悟のようなものはできていると思います。とはいえ、近くに女性の技術者がいた方が絶対いいですね。意見をすぐ聞ける環境はありがたいです。
工藤部長工藤部長
休みの取りやすさなど「ワークライフバランス」という観点ではどうでしょうか?
朴
今は休みを取りたいと言いやすい環境になりました。
若林若林
現場でも、統括の方から「〇日から〇日までは大丈夫だからその間で好きなときに取れば」と直接言ってくださるので、休みを取りやすいです。
池田池田
私も、休みは確実に取っています。上司が「この日休みたい」と伝えてくれるので、「じゃあ私はこの日休みます」みたいな感じで取っています。すごく言いやすいですね。
前田前田
若い男性社員の方が言いづらさを感じている気もします。上司と「来週土曜日こんな予定あるんですよ。休みます」みたいなコミュニケーションの中で、休みを取ることができていない気がします。遠慮している部分もあるのかもしれません。
纐纈副部長纐纈副部長
男女問わず、働きやすい環境を目指していかなければなりませんね。
工藤部長工藤部長
本日はお忙しいところありがとうございました。女性の活躍という面では、当社はまだまだ遅れている部分もあると、実感しています。多様な背景を持つ人たちと一緒に力を合わせてやっていくという部分で、皆さんの力を今後も期待したいと思っております。皆さんの意見にあったように、単純に男性・女性という分け方でなく、社員全員がそれぞれの置かれた状況の下で働きやすい職場づくりを推進していきます。今後とも、ご協力よろしくお願いいたします。

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