
- 2014年入社
- 藤井 洋志
- 父親が建設業に従事していたことからインフラ業界に興味を持つ。規模の大きな仕事をしてみたいと考えたことに加え、人当たりが柔らかくなごやかな社風に惹かれて入社を決意。
5年後、10年後の未来に求められるものを考えるようになった
経歴や仕事内容について教えてください。
入社後はまず現場を知るため、広島で工事業務を担当。実際に体を動かし周囲とコミュニケーションを取ることで多くの学びを得ました。研究職への想いが高まった入社3年目に技術研究所に配属。アスファルトやコンクリートなど道路を作る舗装材料や施工方法、関連製品を開発中です。異業種の企業や大学と共同で開発するプロジェクトにも携わっています。
普段は3~4人でチームを組み研究していますが、複数のチームを兼任することも。共同研究の打ち合わせや工事現場の支援などで外出する機会も多いです。外部と積極的に交流できる環境が整っているので、研究職に就いて間もない頃から上司に連れられ、さまざまな経験を積むことができています。
入社時と比べて変化したことは?
入社当初は「会社にとって必要なもの」を意識していましたが、5年後や10年後を見据えて「社会全体に必要なものは何か」ということに考えが及ぶようになりました。ここ数年国内で災害が多発し、インフラを担う会社として重要な役割があると感じています。施工現場へ出向くと地域の方々に直接話しかけられることもあり、影響力の大きいものを作っていると実感します。
どんなときにやりがいを感じますか?
開発した材料や工法の試験が成功したときや、商品化してカタログに載ったときはとてもうれしいです。案件によっては1年、2年といった期間をかけても成功に至らないこともありますが、完成形を具体的にイメージしたり、高いところに目標を設定したりすることでモチベーションを維持しています。

今後の目標を教えてください。
研究職として、先輩方が残してきた数多くのデータやノウハウを吸収し、受け継いでいける存在になりたいです。時代の変化に合わせて新たなニーズを的確に捉え、社会に寄与できるような研究を続けていきたいと思います。