社会貢献とゆたかな暮らしを
―SDGsへの取り組み―
日本道路グループのSDGs経営
日本道路グループは「SDGs」という言葉が生まれる以前から、90年の長きにわたり安心・安全な道路を作ることで人々の暮らしや社会・経済を支えるインフラ整備に取り組んできました。そして、これからも「CSR経営」を貫き、社会が直面するさまざまな課題を新たなビジネスチャンスと捉えることで、揺るぎない技術力をもって「道づくり」「街づくり」に大きく貢献し、サステナブルな社会を実現していく「SDGs企業」となることを目指します。
熊野古道の保全活動「道普請(みちぶしん)」への参加
概要
世界遺産「熊野古道」がある和歌山県は雨量が多く、台風などで参詣道の土がたびたび流れてしまいます。日本道路グループはその補修を行うボランティアに毎年参加し、世界遺産「熊野古道」の価値を守り、次の世代へ伝えていく活動に協力しています。
熊野古道とは
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録された、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場と参詣道のうち、熊野参詣道が「熊野古道」と呼ばれています。古代より「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく参詣した祈りの道です。
梼原町森林ボランティア「協働の森づくり事業」
概要
2008年に高知県梼原町と「環境先進企業との協働の森づくり事業」のパートナーズ協定を結び、梼原町の仲間地区に位置する「日本道路の森」において、地球温暖化の防止とゆたかな森づくりに取り組んでいます。この取り組みでCO2を削減し、高知県から「CO2吸収証書」が発行されています。また、松原地区にある「久保谷セラピーロード」の清掃活動も実施し、地域貢献を推進中です。
協働の森づくり事業とは
全国屈指の森林率を誇り、他府県に先駆けて森林環境税の制定など環境保全に取り組んできた高知県が2005年度から開始した事業。環境保全を進める企業や市町村などと協定を締結し、手入れが行き届きにくい森林の再生や水源の確保、地域住民との活発な交流を推進しています。