製造販売拠点での原材料管理にスマートデバイスを導入

日本道路株式会社は、株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)が開発したAR体積管理「GENBA-Scan」(以下、本サービス)の開発検証パートナーとして協力しました。
本サービスは、スマートフォンのLiDARセンサーを用いてストックヤードに貯蔵するアスファルト合材の原材料(骨材、砂)の画像・3Dデータを取得し、体積を算出するアプリケーションです。ストックヤードのように壁面で囲われた場合も、簡易な操作で即時に体積を表示することができます。加えて、計測結果の帳票を出力することも可能です。

2023年7月より日本道路長崎合材センター(長崎県大村市)で実施している本サービスの検証では、巻尺を用いて複数人で測定していた従来の作業がスマートフォンを用いて一人でできるようになり、作業工数の約90%削減を実現しています。

スマートフォンを用いて原材料の体積を測定
スマートフォンを用いて原材料の体積を測定
測定後のアプリケーション画像
測定後のアプリケーション画像

当社は今後、本サービスの利用を全国のアスファルト合材の製造販売拠点に拡大し、全社で原材料の棚卸管理にスマートデバイスを活用することで、生産性向上および働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。
また、本サービスに用いられているXR技術は、アスファルト合材の製造販売拠点のみならず、現場管理など幅広い領域で利活用できる技術と期待しており、引き続き検証協力を行っていく予定です。

本件に対するお問い合わせ先

日本道路株式会社 生産技術本部技術部
TEL:03-4218-4891(代表)またはお問い合わせフォーム

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