「アスファルトフィニッシャ自動運転システム」を共同開発

日本道路株式会社は住友建機株式会社様と共同で、「アスファルトフィニッシャの自動操舵・自動伸縮システム」を開発しました。5月24日(水)~26日(金)に幕張メッセで開催された第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2023)にも出展し、多くの来場者にご好評いただきました。
当システムは2019年より舗装の安全、省力、省人化を目的に開発を進めてきたもので、ステレオカメラを用いたセンシング技術により、型枠や切削端部の段差を識別し、ステアリングとスクリード伸縮の自動制御を実現しています。これまでにあらゆる段差・線形での自動追従を試験施工にて実証済みであり、今後は現場での稼働に向けて、システムの最終調整を行う予定です。
2つの操作が自動化されることによりオペレータの作業負担が大幅に軽減され、経験の浅いオペレータでも安全と品質に意識を向けた質の高い施工が可能になります。また、一般的なICT施工のように設計データを入力する必要がないため、より手軽に扱えることも特徴です。

 少子高齢化が進み、働き手不足が叫ばれる中で、当社グループは業務効率化を図り、次世代につなぐ技術の開発、サステナブルな社会の実現に向けて取り組んでまいります。

本件に対するお問い合わせ先

日本道路(株) 生産技術本部技術部 東京都港区新橋1丁目6番5号  TEL:03-3571-4891



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