藍住町河川敷運動公園パークゴルフ場
◆用具について(プレーに必要な用具は、クラブとボールとティの3点です)
クラブ 木質またはプラスチック製、重量600g以下。
打球が飛び上がらないようにするため、ヘッドの打球面に、ロフト(傾斜角度)はついていません。打球が高く上がると大変危険です。打球の距離より、安全性を優先しています。
ボール プラスチック製で、直径6cm、重量80〜95g。
色は白、赤、青、黄、橙色など、カラフルです。
ティ ボールを乗せる台のことで、各ホールの第1打に用います。材質の指定は特にありませんが、高さ2.3cm以下のものとします。弾性ゴムを使ったラバーティが、安全で最適です。
そのほか、ボールを一時拾い上げるとき、その位置を示すためのマークかコインが一つあると便利でしょう。
※公式競技で使用するクラブとボールは、国際パークゴルフ協会の認定品に限ります。

◆コースについて
コースは、ハーフ9ホール(パー33)1ラウンド18ホール(パー66)で遊びます。
パーは、基準打数のことです。1ホールの距離は、100m以内とし、パー3からパー5に設定されています。
ボールを入れるホール(カップ)の大きさは直径20cm〜21.6cm。 中央にピン(旗)が固定されています。
1ホールの距離を100m以内としているのは、飛ばしすぎの危険防止と、年齢や男女差などによるハンディキャップ(不利な条件)を、最小限にとどめるためです。

◆遊び方
プレーはスタート位置(ティーグラウンド)から打ち始め、ホールに入れるまでの最少の打数を競います。ゲームの単位は1ラウンド18ホールで、ストロークプレーとマッチプレーが一般的です。

[ストロークプレー]
1ホールごとの打数を記録し、18ホールの合計打数を競います。より少ない順に勝ちとなります。

[マッチプレー]
1ホールごとに勝ち負け、引き分けを決め、18ホールを合計した成績のいい順に勝ちとなります。

スリーサム 1人対2人が、各組1個のボールでプレーします。
フォアサム 2人対2人が、各組1個のボールでプレーします。
スリーボール・マッチ 3人でおこなうマッチプレー。
ベストホール・マッチ 1人対2人(または3人)のマッチプレー。複数組の成績はホールごとにベスト・スコアのものとします。
フォアボールマッチ 2人対2人で競技。各ホールごとに両組のベスト・スコアをもって勝敗を決めます。
※スリーサムとフォアサムは、ストロークプレーとマッチプレーのどちらの方法でもおこなえます。

●1人でも何人でもできますが、1組3〜4人で回ると、後ろが詰まることもなく、コースの流れはスムーズになります。

●スタート順は、1番ホールのみジャンケン等で決めます。2番ホールからは、前のホールの成績がよかった順に打ちます。
打順が決まったら、オナー(最初の打者)は前の組がホールアウト(次のホールヘ移動)したのを確認して、ティグラウンドから第一打(ティショット)を打ちます。ティグラウンドとは各ホールのスタート位置のことで、ボールを置ける範囲は、白線やティマークで示されている場合があります。

●ティショットのときは、同伴者はティグラウンドの外で静かに待ち、近寄ったり打者の前には絶対に出ないようにします。
ときどき、打ったボールを一目散に追っていくプレーヤーを見かけますが、とても危険です。全員が打ち終わってからフェアウェイに出るようにします。エチケットと安全の第一歩です。

●各ホールの第1打だけは、ティの上にボールを乗せて(ティアツプ)打ちます。
ティアップするとボールの位置が高く楽に打て、クラブのスィートスポット(球のあたりが一番いいところ)にあたりやすくなります。また、芝生などを傷めずにすみます。必ずティアップするようにしましょう。

●パークゴルフの空振りには、ペナルティ(加算される罰打)はありません。
また、ティショットでは、アドレスで球が動いても1打となりません。ただし、2打目からは1打となります。また、空振りで(風圧等)動いた場合も1打となります