2019/02/07 大田区立雪谷中学校の職場訪問学習を受け入れました

当社はCSR経営の一環として、2月7日に東京都大田区立雪谷中学校の職場訪問学習に協力し、第1学年の生徒6名を東京都大田区多摩川にある技術研究所で受け入れました。同中学校からは、地元大田区にある企業として毎年依頼を受けています。
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はじめに

雪谷中学校は、進路学習と総合的な学習の時間の一環として、職場訪問学習を行っています。生徒さんが実際に職場を訪問し、働く人の姿を見て話しを聞くことで、職業についての知識を含め、職業観を育ててもらいたいということで、当社を訪問してくださいました。

所長の挨拶

冒頭、技術研究所の中原所長は、「私たちの会社は道路を作っている会社です。道路がなければ車が走れないですし、皆さんも道を歩くことができません。道路は大切な社会資本であるので、今回はそのことを勉強し、皆さんの今後の進路を決めるときの役に立つことができればうれしいです」と挨拶をしました。
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講義

所長の挨拶、職員と生徒さんの自己紹介の後、桃田研究員が日本道路の会社説明と道路や舗装の作り方を紹介し、職場体験に関する予備知識を皆さんに備えてもらいました。
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体験1:水を通す「排水性舗装」

都内の幹線道路や高速道路などに多く採用されている、“雨の日でも路面に水たまりが発生しない”「排水性舗装」と、一般的な舗装のサンプルに実際に水をかけ、両者の違いを見る体験をしてもらいました。排水性舗装に水をかけると水が中を通る一方、一般的な舗装では水が通らず表面にたまっている様子に生徒さんたちはとても驚いていました。
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体験2:路面温度上昇抑制舗装

一般的なアスファルト舗装は色が黒いので、夏の暑い日は太陽光で熱せられ、路面の温度が60℃にもなることがあります。これに対して、太陽光を反射させる「遮熱性舗装」と、水の気化熱で舗装の温度を下げる「保水性舗装」は、夏季の路面の温度上昇を抑制してくれます。
太陽光を模したライトを上記の「一般の舗装」、「遮熱性舗装」「保水性舗装」3種類の舗装にあらかじめ照らし、舗装が温まったタイミングで、実際に手で触って温度の違いを感じてもらいました。手で触ると、一般的な舗装は熱く感じますが、遮熱性舗装と保水性舗装はそれほど熱さを感じないため、その違いに生徒の皆さんも驚いていました。
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体験3:発電する道路

当社が株式会社音力発電と共同開発した「舗装埋設型発電床」を体験していただきました。この発電床は電源不要であり、人が上を歩くことで発電してLEDライトを点灯させるものです。停電が起こった災害時などに役に立ちます。実際に生徒の皆さんにこの発電床を歩いてもらうと、ライトが点灯したことに驚いた様子で、足で踏んでは光る様子を、興味深く何度も試していました。

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体験4:光を蓄える蓄光材料

昼間に太陽光を蓄えて夜間に発光するという性質を持った「蓄光材料」が舗装でも使われることがあります。職場訪問学習は明るい日中に行われるので、蓄光舗装を体験することはできませんが蓄光材料を使った小さな「型抜き」を皆さんに作ってもらうことで自宅に帰って光るかどうか確かめてもらうことにしました。
蓄光材料を加えたドロドロの樹脂を型枠に流し込み、それを特殊装置に入れることで樹脂が固まって型抜きができあがります。生徒の皆さんは興味津々で、きっと夜になったら光ることに感動してくれたと思います。
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質問と回答

今回の職場訪問学習に先立ち、生徒の皆さんからいくつか質問をもらっていました。職場訪問学習の最後に、社員がそれらの質問に答える時間を取りました。
生徒の皆さんは、私たちの仕事内容に興味があるようで、今回の答えが将来の職業選択に役に立てればうれしい限りです。
中には、当社が経営理念として掲げている「持続可能な社会づくりに貢献できていますか?」という鋭い質問もあり、事前に当社のことを熱心に調べてきてくれたことを実感し、これも私たちにとってはうれしい限りでした。
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最後に

今回来訪してくださった生徒の皆さんの将来に少しでも力添えとなれればと願うとともに、今後も当社では積極的にこのような次世代育成の活動に取り組み、道路建設業への理解・関心を深めていただけるように取り組んでいきます。

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