2018/11/16 第9回「日本道路の森」間伐交流会 高知県梼原町にて 体験報告

11月16、17日に高知県梼原町の仲間(なかいだ)地区にある「日本道路の森」で、間伐体験交流会を開催しました。今年は、本社・中国支店・エヌディーリース・システム株式会社・スポーツメディア株式会社から27名(うち新入社員8名)が参加しました。この交流活動は今年で9回目となり、平成20年度に高知県と梼原町が進める「環境先進企業との協働の森づくり事業」のパートナーズ協定(注1)締結以降、新入社員を含む当社社員が間伐体験などを行い、地域との交流を深めています。
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(注1)本協定は、高知県・市町村等・企業の3者が主体となり、国内での温室効果ガス(二酸化炭素)の排出権取引制度の創設を視野に入れながら、環境先進企業と地域とが協働して「森林の再生」と「交流の促進」を柱とした取り組みを行うことで、現在手入れの行き届かない状況となっている森林(人工林)の再生を進めることを目的としています。
日本道路も平成20年からこのパートナーズ協定を結んでいます。「日本道路の森」を通じて地球環境の貢献となれば幸いです。

梼原町と日本道路の取り組み

高知県梼原町は、愛媛県との県境に位置し、人口約3,500人、面積236.51㎢、うち91%が森林でありとても自然豊かな町です。梼原町では、森、水、風、光などの自然エネルギーを活かし、資源が循環する公民協働の「生き物にやさしい低炭素なまちづくり」を進めています。平成21年には環境モデル都市(注2)として認定を受け、二酸化炭素の削減や、再生可能エネルギー自給率100%などを目指しています。
(注2)低炭素社会の実現に向けて温室効果ガスの大幅削減などの取り組みを行うモデル都市として、政府より選定された自治体。

当社は、梼原町に出張所を設けており、2013年に老朽化が進んだことを受けて建替え工事を行いました。その際に、事務所建物に地元産出の国産木材を出張所の外壁・外階段・柱・梁などに積極的に使用しました。地元産材をふんだんに使用したのは当社としては初の試みとなりました。
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セラピーロード清掃活動

森林セラピーとは、癒し効果が科学的に検証された「森林浴効果」とされており、一般に森林セラピーの効果としては「血圧が下がる」「リラックスする」「ストレス抑制」といったことがあります。今回清掃活動を行ったのは人口300人余りの松原集落にある久保谷(くぼたに)セラピーロードで、全長3,000m程あり、約100年前から受け継がれる水路と並行に進んでいます。この水路は川からの水をこの地域の田畑に送るために先人から守り継がれたものであり、現在は整備された綺麗な水路となっています。私たちはセラピーロードを歩きながら、水路に堆積した石などを取り除く清掃活動に取り組みました。
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ペレット工場見学

町役場の方々の送迎のもと梼原町内にあるペレット工場の見学をしました。この施設は梼原町で生じる製材の端材や間伐時に生じる未使用資源を原料に、固形燃料である木質ペレットを製造する施設です。また、製造されたペレットは町内にある、温水ボイラーや冷暖房機を持つ施設で利用され、燃焼灰は回収、農地や森林整備に利用することにより、理想的な循環を目指しています。
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間伐体験 当日

仲間造林生産組合、土釜代表のご指導の下、日本道路の森で間伐体験を行いました。間伐とは森林が成長していく過程で、混雑した森林の立木の一部を抜き伐ることで、生育が良くなり、風や雪に対しても強く折れにくくなります。また下層部まで日光が届くことによって、下層植物が豊かに育ち、多くの生物を自然に残す事ができます。間伐体験では、大きなスギの木を伐採するため、まず周りの小さな木々をノコギリで伐っていき、スギの木の周りを綺麗にしました。その後、新入社員を中心に、ノコギリを使いスギの間伐を体験しました。スギの木を計2本間伐し、スギが倒れるその迫力に驚かされました。
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食事交流会

間伐体験終了後に、仲間集会場にて仲間組合婦人会の方々による手料理をいただき、地元の方々との親睦を深めました。梼原ならではの大自然に囲まれた集会場で、婦人会の方々の手料理も美味しく、良い交流をさせていただきました。最後に当社顧問の矢野が閉会の挨拶を行い、土釜代表から記念品を受け取りました。
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第9回「日本道路の森」間伐体験交流会 参加者の声

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スポーツメディア㈱
福島 真吾
「日本道路の森」はCO2削減のための取り組みであり、持続可能な社会の実現と地域社会とのつながりを通じた社会貢献活動です。間伐は木々を成長させ、CO2の吸収量をアップさせます。その成果として、「協働の森づくり事業」は高知県からCO2吸収証書が発行されました。
人は自然とともに生きています。そのための活動をすることで、人と人との「つながり」を生み、その喜びをも分かち合えます。
自然とともに生き、自然から学ぶ活動がここにありました。
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技術研究所 池田 茜
舗装するときの型枠や丁張りをかける時の測量杭や貫、構造物をつくる時のコンパネなど、木材は現場には欠かせない材料の一つです。そのため、木材がどのように育てられ、伐採され、我々の手元に届くのかを見聞きしたいという思いから、間伐体験に参加させて頂きたいと声をあげました。
長い年月をかけて、大きく育てた木を危険と隣り合わせの状況で伐採し、山奥から運び、整形されるまで、多くの方々の労力があることがわかりました。私たちは木材屋さんに電話すれば、希望の寸法に整形された木材が手に入り、現場で使用することができます。このありがたみを今回、間伐体験に参加して身にしみて感じました。
本体験を通して、木材の再利用への重要性について考える必要があると思います。そして森林の再生や梼原町が未来も自然豊かな町であるために我々ができることを考えるきっかけとしたいです。
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エヌディーリース・システム㈱
高橋 健二
今回、間伐体験に参加して改めて資源の大切さを感じました。
定期的にテレビやSNSの情報から資源は大事だと感じますが、時間が経つとその気持ちが薄れてしまいます。その結果、業務だけではなく、私生活においても、ちょっとした面倒くさいという気持ちからリサイクルできるものを廃棄してしまうなど、環境問題に対し、継続的に問題意識を持てないことが自分の課題です。
今回は間伐交流会を通じ、実体験として環境問題に触れる経験ができ、資源の大切さについて強く問題意識を持てたので、その意識を持ち続けることが自分のやるべきことであると思います。
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エヌディーリース・システム㈱
三宅 康裕
今まで深く知ることのなかった林業という仕事に直接触れることができとても興味を持つことができました。日々の生活で触れている木製商品の原料がどのように成長し、どのような工程を通り加工されるかなど、今までは知識として持っていたことも、実際に見て体験することによって深い知識になったと思います。
今後は安い輸入品だけではなく、良い国産の商品や、フェアトレードされた商品に目を向けて購入してみたいと思っています。
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経理部 菊地 省吾
間伐体験を通じて、地球環境への貢献や、地元梼原の方々との交流の場を設けていただき、貴重な体験をすることができたというのが率直な感想です。会社として利益ばかりを追い求めるのではなく、何らかの方法で社会に貢献することを一社員として考えていくべきだと思いました。
(例)新橋の駅前で犬や猫の殺処分をゼロにする為の活動を行っているボランティア団体を目にします。最近テレビでペット保険のCMが流れていることからわかるように、国民のペットに対する関心が高まっています。
その一方で日本は世界的に見ても殺処分が多く社会問題になっているようです。当社と直接利害関係のある分野ではありませんが、このような課題の解決に取り組んでみたいと思いました。ペットを飼っている社員も多い筈なので、賛同者を募るのに比較的手間が掛かからず、多くの協力を期待できると思います。
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総務部 倉冨 直哉
高知県檮原町に行き、のこぎりを使っての間伐体験は体力的にきつかったですが、貴重な体験をすることができました。
又、今回、CSR活動に参加して高知県檮原町の方々の檮原町に対する厚い気持ちが伝わりました。自分自身がもっと積極的にCSR活動に参加するべきだと感じました。
社内でも新橋ミニパークの清掃が月に二回程度行われているので、そういった活動も時間が合えば参加したいと思いました。
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人事部 齋藤 豊
私は、今回の間伐体験交流会に参加し最も強く感じたことは、梼原町やその他の地域の小さい市区町村が地域発展のために様々な施策を講じていることです。町役場の皆さんを中心として住民の暮らしの安定・産業の発展を第一に考え、住民もそれに応え、町の発展に寄与する、そんな環境ができていると感じました。
山本室長のお話の中で、「地方創生」という言葉がありましたが梼原町には豊富な自然や隈研吾氏による建築物など多くの観光資源を有しており、まさに政府の掲げる「地方創生」を体現することのできる町だと思いました。
今後自分がやるべきこととして環境に考慮した社会活動・会社での活動を行なっていく上で深くCSRについて学ぶべきだと感じました。再度e-ラーニングでCSRを学んでいきたいです。
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人事部 高橋 央暉
間伐体験交流会に参加し、梼原町全体が一つになって町をより良くしていこうという人々の想いが強く感じられました。
実際にセラピーロードを清掃したり、間伐体験を行うことで、自然がもたらす素晴らしさや、これからの課題を肌で感じることが出来ました。特に、地元の方々とご飯をいただいた際に、梼原町のことをとても楽しそうに話している姿がとても印象的でした。
この間伐体験交流会を通して、当社員としてやるべきことは、コピーミスを減らすことなど目に付くところからやるべきだと感じました。しっかりと意識していきたいと思います。
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経営企画部 湯山 隼
今回、高知県檮原町での間伐体験では、多くのことを学びました。梼原町で見学したペレット工場や日本道路の森の間伐、地元の木材を利用した町役場等、全てが自然エネルギーや木材における理想の循環ができていると思いました。
1人でも多くの人が、檮原町の自然保護のような社会貢献をするためにも、日本道路はこの活動を続けるべきだと感じました。また、このような活動が途切れることがないように私自身も積極的に参加し、多くの人を巻き込めるように取り組みたいと思いました。
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総務部 若林 弘一
今回、高知県梼原町を訪れてまず初めに感じたことは、若者の姿がほとんど見えないことです。特に同世代の若者はほとんど目にすることはなく、人手不足は非常に深刻な状況であることを痛感させられました。
今回の活動を通して、日本道路が行っているCSR活動が地域活性化に多大なる貢献をしていることを感じました。
これから先我々としてできる事は、この繋がりを途切れることのないよう深く関わり続けていくことが重要であると感じました。
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経理部 菊地 佑哉
今回梼原町の間伐交流会に参加させていただき、忘れてしまっていた自然の素晴らしさ、広大な豊かさの大切さを改めて実感しました。
間伐交流会ではノコギリで木を切り落とすには切り方の知識や体力が必要になるという事を学びました。何より村役場の人達の温かさに触れ、日本道路は支えられていることを感じました。
今後もあのような場所を守り発展させていくことが、今後自分達がやっていくべきことだと感じました。
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