2017/07/13 立正大学付属立正中学校の職場体験学習を受け入れました

日本道路グループでは、CSR経営の一環として7月11日から13日の3日間、東京都大田区の立正大学付属立正中学校の職場体験学習に協力いたしました。同中学校からの職場体験学習の依頼を受けるのは初めてで、大田区多摩川の技術研究所、環境緑化㈱、㈱レインボー・コンサルタントの3社合同で実施し、第3学年の男子生徒2名が来訪しました。

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はじめに

立正大学付属立正中学校では、「生徒の職業観の養成および、実社会への適応能力の育成」を目指して職場体験学習を行っています。今回は生徒の1人が環境緑化のホームページを確認し、事業内容に興味をもったということで受け入れの要請がありました。
カリキュラムは、環境緑化㈱の大田区立公園の維持管理現場作業、㈱レインボー・コンサルタントの各種現場試験、技術研究所の研究開発業務など、3社の特徴ある業務を経験していただきました。
冒頭、環境緑化・鈴木社長が「実際に現場に出てもらったり、暑い中で実験、作業を行いますので、熱中症などにもしっかりと気をつけて3日間頑張ってください」と挨拶をしました。

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初日・環境緑化㈱「暑い中、公園維持作業に取り組みました」

午前中の環境緑化の会社概要説明の後、午後から体験をする公園維持作業のために日報を作成しました。「ここはこうすれば良いのでしょうか」などと質問をしながら、積極的に取り組んでいました。
午後には、現在大田区から「大田区公園維持作業委託」に基づき、管理業務を受託している31か所のうちの1つ「南前堀緑地」にて、複合遊具やブランコの日常点検を行ってもらいました。実際に不具合を見つけると、社員とともに応急処置作業をしたり、遊具を使う子どもが実際に危なくないかという目線で点検を行ったりしていました。また、公園内の木の一部に穴を見つけると、それは何なのかと質問をし、「これは蜂が巣を作っている穴だよ」と聞き、驚いている様子もありました。
隣の「東糀谷第一公園」では現在花壇の造成作業を行っているので、その様子を確認してから、会社に戻り、作業日報を作成しました。最後は、自分たちで作成した作業日報と印刷された作業の様子を確認しました。

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2日目・㈱レインボー・コンサルタント「学校の廊下を走ってはいけない理由が分かりました」

午前中は、レインボー・コンサルタントの会社概要と道路舗装コンサルタントの仕事についての説明を受けてもらいました。実際に、公道や私道、高速道路と一般道路などの様々な道路種別の違いについて質問している様子もありました。また、生徒の1人は航空機の整備士に興味があり、整備士に関わる体験のお話には非常に興味を持っておりました。
午後からは、すべり抵抗試験(BPN試験= British Pundulum Number)を行いました。実際に機器の設置方法から自分たちで考え、アスファルト舗装、コンクリート舗装、屋内通路で実験を行い、すべり抵抗の数値を比較しました。屋内通路でのすべりやすさを実感したことで、学校でも掲げられている「廊下は走らない」の標語の真意を感じていました。また、「滑る」、「滑らない」という感覚を定量化された数値からも学び、アスファルト舗装やコンクリート舗装が主に道路に利用されている意味も理解していました。実際に「滑りやすさが数値となって表れることで、今後も気にすることがありそう」との感想を述べてくれました。

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3日目・日本道路㈱技術研究所「色々な環境に対応した舗装の種類が必要だと分かりました」

◆様々な舗装に関わる試験
午前中は舗装についての講義を行い、その後技術研究所内の施設で様々な実験を体験してもらいました。その中では、一般舗装と透水性舗装の違いを示す機械を見て、2種類の舗装で水のたまり方、跳ね方が大きく違うことに興味を抱いていました。続いて、舗装のすべりやすさを自動で測る機器を見てもらいました。2日目に行ったすべり抵抗試験は機械の設置から数値の読み取りまで全て手作業であったので、それと比べて手間が大きく違うことに感銘を受けていました。
また、研究所内にある気温60℃に設定された高温室、-10℃の低温室にも入ってもらいました。様々な環境下で使用される舗装を、その環境に合わせて試験しているという様子を身をもって体験してもらいました。
そのほかにも、日本道路が㈱音力発電と共同開発した「舗装埋設型発電床」を暗闇の中で歩いてみたり、一般舗装と遮熱性舗装を触って、温度を比べてみたりと多種多様な舗装を体感してもらいました。

◆アスファルト合材供試体の作成
午後には、実際に舗装がどのようにできているのかを作りながら体感してもらうため、アスファルト合材の供試体を作成しました。社員が手本を見せ、それに応じて材料を配合し、加熱し混合するといった具合に、一人ひとり行いました。材料を満遍なく加熱するために、まるでチャーハンを作るかのように、アスファルトと石材を混ぜ合わせます。混ぜるために使用する器は熱く、材料も重たいため、混ぜ合わせるのが難しく苦労している様子が見て取れました。また、学生同士で協力して温度管理も行い、適正な温度で型に詰めるのに、加熱をしなおしたり、混ぜ合わせて温度を下げてみたりと慎重に取り組んでいました。

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おわりに

最後に、技術研究所・遠藤副部長が「私が子どもの頃は舗装されていない道も多くありましたが、今では舗装が当たり前になりました。その中に色々な技術・秘密が隠されているということがわかってもらえたと思います。学校に帰れば、色々な会社で体験を行った友達と話をすると思います。その中でたくさんの違いや発見をして、自分たちの能力やポテンシャルをあげていってもらえたら嬉しいです。3日間お疲れ様でした。」と挨拶をしました。それを受け、生徒からは「グループ会社3社を経験して、その連携があって道路が安全に利用できるのだと思いました」「様々な会社のおかげで道路が作られ、僕たちの生活が成り立っていると感じました」との言葉をいただきました。
今回来訪してくださった生徒の皆さんの職業観育成の一助になれば良いと思うとともに、今後も日本道路グループでは積極的にこのような活動に取り組み、道路建設業への理解・関心を深めていただけるように取り組んでいきます。

立正大学付属立正中学校の皆さん、ありがとうございました。

関連新聞記事:日本道路・中学生の職場体験学習を受け入れ、道路の役割伝える(2017.07.21)
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